適応障害はストレスが原因でさまざまな心身の症状が表れ、日常生活や社会生活に支障をきたしている状態です。頭痛や胃痛などの症状があるにもかかわらず、内科的な異常が見つからない場合は放置せずに精神科を受診しましょう。
社会医療法人博友会平岸病院 院長
郡 正博 医師
昭和51年 国立武蔵療養所臨床研修医
昭和53年 社会医療法人博友会平岸病院理事
昭和55年 滝川保健所嘱託医
昭和58年 社会医療法人博友会北の峰病院院長
富良野保健所嘱託医
昭和61年 社会医療法人博友会平岸病院副院長
平成 3 年 社会医療法人博友会老人保健施設
博寿苑施設長兼務
平成11年 社会医療法人博友会平岸病院院長専任
【原因:ストレスの過剰や過敏】
適応障害の原因になるストレスには、失業や配置転換、過重労務、受験や転校、人間関係の亀裂、近親者との死別・離別などがあげられます。個人的な素質も大きく関係し、性格
が真面目でストレスに弱い人がかかりやすいといわれています。
【症状:心身のバランスが崩れて引きこもるように】
■情緒的の症状
不安、神経過敏、抑うつ気分、涙もろさ、興味・喜びの喪失、マイナス思考、自責的な考え方などが表れます。
■身体的の症状
不眠、食欲不振、全身倦怠感、頭痛、肩こり、ストレス性胃炎、腹痛などが表れます。
■行動面の障害
対人関係への過敏性・攻撃性、気力低下、思考力・集中力低下などが表れ、引きこもってうつ状態となり、職場不適応や登校拒否となります。
【治療:家族の理解と休養が必要】
原因となっているストレスが軽減されるよう社会環境を変えることが第一です。しばらく休職、休学して休養し、心的エネルギーを回復させます。必要に応じて、カウンセリングや薬物療法を行います。
社会医療法人博友会は「精神科救急医療」体制が整っております。
平岸病院では休日・祝日を含む365日、時間外診療を実施しております。
電話番号:0125-38-8331
アクセス方法:
交通機関
◆JR⇒ 〔根室本線〕平岸駅下車(徒歩7分)
◆中央バス⇒
〔滝芦線〕〔砂芦線〕新光町停留所下車(徒歩1分)
〔高速ふらの号〕平岸停留所下車(徒歩7分)
駐車場も完備しておりますので、お車でもお越し頂けます。