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最新!うつ病に関するニュース・要約まとめ2020年(3月)

MRI検査で鬱病を判定する診断法を開発 広島大など

広島大などの研究グループは、MRI(磁気共鳴画像装置)検査と人工知能(AI)を用いて鬱病を高い精度で判断できる診断法を開発したと発表した。同大大学院医系科学研究科の岡本泰昌教授(精神神経医科学)らが記者会見し、研究結果を明らかにした。

 

 鬱病患者と健常者計約130人の脳をMRIで安静時の脳機能を抽出し、AIを活用することによって約85%もの高い精度で鬱病を診断できることに成功した。岡本教授は「鬱病は脳の機能障害。まだ一部の症状だけだが、客観的な診断法を開発したことで、新しい治療法開発につながることを期待している」と話している。

 

産経新聞より

 

リモートワークや時差出勤で心がけたい3つの睡眠テクニック

政府が「新型コロナウイルス感染症対策の基本方針」を発表してからおよそ1カ月が経ちました。企業に対して、発熱などの症状が見られる職員への休暇取得の勧奨、リモートワークや時差出勤の推進などを呼びかけています。

 

今回は、リモートワークや時差出勤が毎日の睡眠におよぼす影響と、それらを解決する3つのポイントを紹介していきましょう。

 

  1. 睡眠の個人差を考えない時差出勤は要注意

 

新型コロナ対策の取り組みで、午前7時~9時の混雑時に公共交通機関を使った出勤を控える会社が増えています。

 

一方で、7時前に出勤して早めに帰るという人も出てきており、そのような人は時差出勤前よりも睡眠がうまく取れなくなって、昼間眠くて仕事にならないと悩んでいたりします。

 

これは、とくにクロノタイプ(朝型か夜型かの体内時計)が「夜型」の人に多く見られます。夜型の人が時差出勤する場合は、早めにシフトせず、遅めの出勤をする方が、自分の睡眠の特性に沿って仕事でも優れたパフォーマンスを発揮しやすくなります。このタイミングをいい機会に、自分に合った働き方を探ってみてください。

 

 

  1. 朝は日光を浴びて、日中も意識的に身体を動かす

 

リモートワークをすると機会が少なくなるのは、光を浴びる習慣です。起床後に浴びる光は、その刺激で24時間の体内時計がスタートします。このリズムは、睡眠と覚醒のメリハリを生み出し、夜に眠気を感じさせるためにもとても大切なものです。

 

私たちは会社に出勤すれば、駅に向かうときなど光を浴びることができるため、自然とリズムをつくることができていました。しかし、在宅勤務となると、意識しなければ光を浴びることが少なくなります。リモートワークだからこそ、起きたら窓際やベランダ、できるなら外へ行き、光を意識的に浴びることを心がけましょう。

 

また、自宅に籠もって長時間座って身体を動かさないことで、睡眠に影響が出ている人も増えてきています。私たちの睡眠は、日中の活動量や代謝量に大きく関係しています。日中、何もせずにリラックスしていたときよりも、運動や仕事で活発に過ごし、ほどよい疲れがある日のほうがよく眠れるというのは実感のある人も多いのではないでしょうか。

 

リモートワークでは、休憩やランチの時間に意識的に外に出てることをおすすめします。それは、アイデアのブラッシュアップやリフレッシュにもつながるはずです。

 

 

  1. ON/OFFのメリハリをつけ、寝る直前に仕事をしない

 

リモートワークは、集中して作業する仕事にはとても向いている環境です。しかし、自分でメリハリをつけないと、いつまでも仕事を続けてしまう危険性もあります。

 

いつでもパソコンが傍にあり、仕事にアクセスできる環境だと、つい寝る直前までメールの返信や資料作成などをしてしまいます。すると、就寝する前に脳をOFFにできず、ベッドに入っても仕事のことが気になり眠れない、あるいは寝ても眠りの質が悪いということに繋がってきてしまいます。

 

リモートワークだからこそ、家族との会話や食事の時間、入浴の時間などで、戦略的にリフレッシュを強く意識していくようにしましょう。

 

Forbes JAPANより

 

 

サウナで「ととのう」とき、人の脳と体にはなにが起こっているのか?

『医者が教えるサウナの教科書 ビジネスエリートはなぜ脳と体をサウナでととのえるのか?』(加藤容崇 著、ダイヤモンド社)の著者によれば、いま、日本は空前のサウナブーム。

 

まず、サウナに入ると、「集中力アップ」「アイディアを発想しやすくなる」「睡眠をコントロールできる」など、ビジネスに効く一石二鳥のメリットがあるということ。しかも、非常に即効性が高い。さらに、長期的にも「免疫力アップ」「うつ病予防」「認知症のリスクが低減する」など、数々の健康メリットを期待できることがわかったのです。

 

著者がサウナを勧める最大の理由は、サウナがすべての健康法のなかで最も効果的に、そして瞬時に、脳と体を「ととのえる」=「コンディショニングする」ことができるから。

 

□布団に入っても仕事のことが気になって寝付けない

□提出日が近いのに、企画書のアイディアが浮かばない

□脳が重たい感じがして、集中力が持続しない

□忙しすぎて、ちょっとしたことでイライラする

□ぼーっとしているはずなのに、考えごとが止まらない

□食後、眠くなってしまいパフォーマンスが低下する

 

著者によると、ぼーっとしながらいろいろ考えてしまうと、脳の78割のエネルギーを消費してしまうのだそうです。ときには強制的に脳を“オフる”ことが大切。

 

サウナは、ただ入るだけでOK。努力も才能も不要で、価格も良心的。なにも意識せずに楽しむだけで、自動的に心身をコンディショニングできるわけです。

 

 

なぜサウナに入ると自動的に「ととのう」のか

サウナに入ると、なぜ自動的に心身がコンディショニングできるのか?

著者は、サウナは人体にとって「非日常的な危機的状況」だからだと答えています。

 

サウナに入ると、100度近い超高温であり、サウナの環境に対応できるように集中し、余計なことを考えなくなります。

 

そして、次は水風呂。極限まで熱せられた体が驚き、人体は再び生命の危機を感じることに。ついさっきまでは極度に熱かったのに、今度は極度に冷たい。そこで体内では、自律神経、心拍、血圧、血流量、脳内ホルモンなどをコントロールし、持てるすべての力を総動員して、環境に順応しようとするというのです。

 

さらにもうひとつのポイントが、そのあとに行う外気浴。外気浴を行うことによって、ようやく生命の危機を脱したと判断した人体は、急速に「ととのって」いくことに。エネルギーの浪費が止まり、動作が軽くなった脳が、サクサクと動き始めるようになるということ。また、血流が増加したことで、腰痛や肩こりも和らぐそう。

 

こうして「ととのう」ことにより、100%もしくはそれ以上のパフォーマンスを発揮できる状態に心身をコンディションにングできるということ。「サウナ室→水風呂→外気浴」によって体内に目まぐるしい変化を起こすことこそが、「ととのう」カギとなるわけです。

 

 

lifehackerより

 

 

「うつ病」の労災認定で「休業補償」は給与の8割支給 認定の条件を解説

昨今、会社に勤めている人が長時間労働やパワハラやモラハラなどのストレスにより、うつ病になって休業をしなければならなくなるケースは少なくありません。今回は、うつ病の労災認定について詳しく解説していきます。

 

うつ病のため労災の認定を受けた場合に支給されるのは「休業補償給付」です。

「休業補償給付」は、業務上の災害により休業せざるを得なくなった場合に4日目から支給され、支給額は平均給与日額の60%です。また、平均給与日額の20%の「休業特別支給金」も支給されますので、あわせて平均給与日額の80%が支給されるのです。

 

 

うつ病を発症して休業状態になった際に労働災害として認められるかは、以下の条件を基準として「労災として認められるか否か」を判断し、条件をすべて満たせば労災が認められる可能性が高いと言えます。

 

■条件1:労災の認定基準を満たした精神障害を発症している

■条件2:労災の認定基準を満たした精神障害を発症するおおよそ6か月の間に業務上による強い心理的な負荷が認められる

■条件3:強い心理的な負荷が業務外の要因によって認められたわけではない

 

労災が認定されるために大事なことは、「あくまでも業務上の要因であるということを証明すること」なのです。医師による「診断書」などで業務上の精神障害であることを客観的に証明できるとよいでしょう。

 

 

マネーの達人より

 

 

コロナうつを防ぐ。ネガティブ情報から意識を切り替えるコツ

連日、新型コロナウイルスのニュースや話題でもちきりです。あまりにも情報が多いため、「情報疲れ」になっている方も多いのではないでしょうか。「新型コロナうつ」という言葉も出てきています。ここでは、ネガティブな情報に過集中してしまわないための、日々の過ごし方のコツを教わりました。

 

人は心理的に、「なにかひとつのことにロックオンすると、ほかのことが削除される」という特性を持っています。今回のように「新型コロナウイルス」というキーワードにロックオンしてしまうと、それ以外のことが目に入りにくくなります。

 

  • 「フィルター越しに見る世界」に気をつけよう

 

フィルター越しに見る世界は、事実であって事実ではありません。なぜ事実でないのか? というと、世界はもっと広くていろんなことが起こっているからです。

 

新型コロナウイルスに限らず、ネガティブなキーワードのフィルターを持ったままだと、ネガティブな世界の中での体験しか得られなくなってしまいます。

 

現代は情報過多の時代です。昔のように自分から新聞を読む、雑誌を読む、テレビを見る、ラジオを聴くということをしなくても、スマホやパソコンを開くだけで、洪水のように情報が溢れてきます。もちろんなかには不要な情報もあるわけですが、いったん目に留まってそれにロックオンすると、瞬間的にフィルターができ上がります。今は否が応でも「新型コロナウイルス」というキーワードが目に入りますから、フィルター化しやすい面があります。

 

ESSE onlineより

 

 

 

統合失調症の遺伝的要因 共通性、発症の違い解析

精神疾患の一つで、発症には遺伝的な要因が大きい「統合失調症」を研究する、岐阜大付属病院精神科准教授の大井一高医師(39)が、日本人患者と発症していない近親者(親、きょうだい、子)、欧米の主な精神疾患の患者を対象に遺伝要因の共通性を解析した。その結果、統合失調症を発症していない近親者では自閉スペクトラム症の遺伝要因が低く、統合失調症の発症要因に何らかのつながりがある可能性が示唆された。

 

 欧米人の自閉スペクトラム症に共通した発症リスクは、統合失調症を発症していない家族では低く、逆に発症年齢が若い日本の統合失調症患者では欧米人同様に高かった。「統合失調症は日本、欧米の患者で遺伝的要因が共通していることが改めて分かり、民族差なく一定数の発症であることが裏付けされた。逆に統合失調症の遺伝要因が高いにもかかわらず、発症していない近親者には自閉スペクトラム症の遺伝的な発症リスクが低かった。この要因を解明できれば、統合失調症の発症を未然に防ぐ手掛かりにつながるかもしれない」と、大井医師は今後の研究に期待感を示している。

 

岐阜新聞より

 

 

 

以上ニュースのまとめでした。

 

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