病棟について
- 第1病棟
- 1病棟は、身体疾患を主病名として様々な合併症を抱えられている方々がほとんどで、PEG、PEJ、経管栄養と食事が取れない方も多く、自力歩行可能な方は数名で車椅子移動の方と寝たきりの方がほとんどです。ターミナルを迎えている方々に私たちはどのような看護を提供できるのか日々模索している状況です。そのような中で力を入れているのが清拭、手指洗浄、足浴などの身体の保清と離床を心がけ褥そう予防に努め、立位可能な方の歩行訓練なども作業療法士の協力で計画的に行い、特に生活リハビリを中心に廃用性症候群を多く作らない工夫を考えながら実践しております。
長期入院で生活の場になっている患者様が季節感のある楽しい生活を送って頂くために各季節行事、調理実習、認知症リハビリ学習療法等を中心に無理をせずペースをゆっくりと生活に織り込む形で実践しております。
スタッフは20代~60代まで温かい気持ちのスタッフが揃っていると自負しております。患者様とその家族の方とも、より良い関係を保つためにコミュニケーションを心がけ、当院に入院させて良かったと思える病棟づくりを目指して努力しております。
- 第2病棟
- 現在の病棟は昭和55年7月富良野圏域唯一の精神科単科の病院として開設され、スタッフはベテランから新人と多様ですが、明朗で心やさしい人であふれております。
又、入院中の患者様は長期療養の方も居られ、日常生活面での充実向上を目指し創意工夫された治療、看護プログラムを実施しております。年間行事に於いても四季の特色を生かし、医師をはじめ他の部署と連携し楽しく又、季節感を味わってもらい安全で安心した療養生活を送ってもらう為、日々努力しております。
- 第3病棟
- 平成17年4月病院が増改築された際、オープンした病棟です。
旧来の古い精神科病院のイメージを脱却した病棟全体は、広々として明るく病室は個室が多く、家具やカーテンで仕切られ、1人1人の住空間に配慮した環境となっています。入院患者様の大半は慢性期の統合失調症で精神状態の安定した方ですが、最近はうつ状態やストレス関連疾患の方の入院が多くなってきています。 ストレスケア病棟は、内装・ベットなどはホテル感覚のものを使用しています。職場・学校・家庭などの人間関係で様々なストレスを抱え調子を崩された方々が日常生活を離れ、ゆっくりと静養し早期社会復帰への充電期間をのんびりと過ごしていただきたいと考えています。
当病棟で働く看護スタッフは、患者様の理解に勤め心のこもったあたたかい看護支援が出来るよう日夜努力しています
入院の手続きに必要なもの
- 保険証
- その他医療受給者証
- 限度額認定証又は標準負担額減額認定証
- 紹介状等
- 印鑑
- 入院保証金
入院保証金については、健康保険・国民健康保険等の適用を受けられる方で、自己負担のある方は、入院時に20,000円を預けて頂きます。「預り証」を発行し、入院費の精算終了後に返金いたしますので大切に保管下さい。
入院費のお支払いについて
月を超えて入院が継続している場合、医療費等は月末締切翌月10日過ぎに前月分の請求書を発行いたしますので、1F窓口又は請求書に記載の銀行口座に振込にてお支払いください。
また退院時は、退院手続き終了後に窓口にて医療費等をお支払い下さい。入院時に預けて頂いている「保証金」の精算も行ないますので預り証と印鑑をご持参下さい。
※領収書の再発行はできかねますのでご了承ください。高額療養費の手続き等で領収書が必要な場合があります。必ず保管してください。
※不明な点がございましたら受付窓口にてお尋ねください。
面会について
原則自由となっております。病状や治療内容によってはお待ち頂くか、遠慮して頂く場合もありますのでその場合は病院の指示に従って下さい。
※場合により、感染予防等の為に面会制限を行わせて頂く場合がありますのでご理解をお願いいたします。