「最近ストレスがヤバい。毎日モヤモヤしている」
この記事に辿り着いたあなたは、今まさに苦しい思いをされていると思います。そこで今回は、あなたの苦しさを解消すべく、精神科である博友会が「ストレスが限界に達した時に出る症状」とその対処法を3つ解説させていただきます。
ストレスで悩むあなたの手助けになれると幸いです。
それでは、早速ストレスが限界に達した時に出る症状から解説していきます。
目次
ストレスが限界に達した時に出る症状
ストレスが限界に達すると「身体面」と「精神面」でそれぞれ症状が出ます。一覧で見ていきましょう。
- 頭痛
- めまい
- 肩こり
- 胃痛
- 下痢
- 動悸
- 不眠
- 食欲低下
など
- イライラする
- 不安に感じる
- 気分が落ち込む
- 緊張し続ける
- 集中力が低下する
- 意欲が低下する
など
では、具体的にどういった対処をすれば良いのでしょうか?次の項目で解説します。
ストレスが限界で出た症状への対処法3つ
ここではストレスが限界に達して出た症状に対しての対処法を解説していきます。
- 質の良い睡眠をとる
- ストレスに感じていることを紙に書き出す
- 散歩をする
それぞれ見ていきましょう。
1. 質の良い睡眠をとる
最も大切なことはしっかり寝ることです。質の良い睡眠をとるための方法は以下の通り。
- 入浴する(お湯に浸かる)
- 足湯を行い、寝る時は靴下を脱ぐ
- 夕食はお腹いっぱい食べない
質の良い睡眠をとる方法について詳しくは以下の記事で解説しておりますので、あわせてご覧ください。
2. ストレスに感じていることを紙に書き出す
エクスプレッシブ・ライティングとも呼ばれる方法で、不安を解消するための手段としてアメリカの心理学者によって生み出されました。
事実だけでなく、ネガティブな感情も隠さず書くことでストレスが緩和され、今の自分の状態や解決法などを客観的に判断できます。
この時大切なのは、無理に書こうとしないこと。毎日必ず書く!ではなく、気持ちがモヤモヤした時に書く方が効果的です。
3. 散歩をする
ストレス解消には散歩も効果的です。ストレスは「コルチゾール」というホルモンが原因の一つなのですが、散歩はこのコルチゾールを低く保ってくれます。また、幸せを感じる「エンドルフィン」が散歩で分泌されることもわかっており、精神面で助けになります。
よく、ストレスの対処法に「運動をしなさい」と書かれることがあります。運動と聞くと、ランニングや筋力トレーニングなど身体的に苦しいものを思い浮かべるかもしれませんが、散歩でも十分効果があるのです。
まずは近所を散歩してみましょう。
さらに症状が出ないように気をつけること
症状を悪化させないために大切なことは、「放置しないこと」です。
ストレス症状が出ているのに「まだ大丈夫」「他の人も頑張っているから」と自分にムチを打って仕事や家事をすると、うつ病発症の引き金になりかねません。
先ほど紹介した症状が出た場合や、ご自身で「無理をしている」と感じた際には、対処法を参考にリラックスできる時間を設けて、ストレスを逃がしましょう。
症状が解決しない場合は早めに病院に相談
対処法を実施しても、全く心が晴れやかにならない、朝起きた時気分が沈んでつらい、などの悩みがある場合は専門医へご相談ください。
うつ病で無い場合は、ストレス解消のアドバイスをお伝えできますし、万が一うつ病の場合でも早めに対処ができれば薬や治療期間が短く済みます。
病院へ行くというのは抵抗があるかもしれませんが、あなたの心の健康のための一つの利用手段と思っていただけると幸いです。
まとめ
今回はストレスが限界に達した時に出る症状と対処法について解説させていただきました。最後にポイントを振り返りましょう。
- ストレスが限界に達すると「身体面」と「精神面」に症状が出る
- 身体面:頭痛、めまい、肩こり、胃痛など
- 精神面:イライラ、不安、気分が落ち込む、集中力・意欲低下など
- ストレスへの有効な対処法は「質の良い睡眠」「紙に書く」「散歩をする」こと
もしストレスが解消できず、苦しい思いをしているようでしたら「博友会」にご相談ください。
社会医療法人博友会は「精神科救急医療」体制が整っております。
平岸病院では休日・祝日を含む365日、時間外診療を実施しております。
駐車場も完備しておりますので、お車でもお越し頂けます。