第二世代の三環系抗うつ薬アモキサピン（アモキサン）の効果・作用・副作用まとめ

アモキサピン（アモキサン）は、第二世代の三環系抗うつ薬の一つで、うつ病やパニック障害の治療薬として利用されています。

比較的副作用が少なく、効果もすぐに現れやすいです。間違った併用の仕方をしなければ重大な副作用を引き起こすリスクもないため、扱いやすいといえるでしょう。

第二世代の三環系抗うつ薬として、うつ病・パニック障害・過食症の治療に使われる。副作用が比較的少なく、効果がスピーディーに現れるといった特徴を持つ。

参考画像：wikipedia

第二世代の三環系抗うつ薬アモキサピン（アモキサン）の効用・作用

気分の落ち込みや悲観、無気力などの心の状態を、脳内の神経伝達物質「ノルアドレナリン」や「セロトニン」の量を増加させることで前向きにすることができます。

先発品はファイザー製ですが、現在のところ後発品はまだ存在していません。

パーキンソン病治療薬「セレギリン」「ラサギリン」「サフィナミド」との併用はセロトニン症候群という重大な副作用が発生するため厳禁です。どうしても併用したい場合は、必ず一定期間の間隔をあけるようにしましょう。

アモキサピン（アモキサン）は、口の渇き・眠気・めまい・立ちくらみ・便秘などの軽い副作用を伴うケースがあるが、三環系抗うつ薬のなかでは比較的副作用が少ないです。人によっては手の震えや動悸などの症状もみられます。

基本的には重い副作用はほとんどないと考えてよいでしょう。ただし、「悪性症候群」「麻痺性イレウス」「重い不整脈」といった症状がしばしばみられることもあります。その場合はただちに医師に報告するようにしましょう。

眼圧が上昇してしまうリスクがあるため、「閉塞隅角緑内障」のある人はアモキサピン（アモキサン）の服用は厳禁です。

また、前立腺肥大症・心臓病・てんかん・低血圧症の人も、服用時には症状悪化の恐れがあるため、かかりつけの医師とよく相談しておく必要があります。

平岸病院では休日・祝日を含む365日、時間外診療を実施しております。

電話番号：0125-38-8331

アクセス方法：

交通機関

◆ＪＲ⇒ 〔根室本線〕平岸駅下車（徒歩７分）

◆中央バス⇒

〔滝芦線〕〔砂芦線〕新光町停留所下車（徒歩1分）

〔高速ふらの号〕平岸停留所下車（徒歩７分）

駐車場も完備しておりますので、お車でもお越し頂けます。