寝床につき、寝ようとするとやってくる不安感。
1日の疲れを取りたいのに、理由もなく急に不安になってしまい、気づけば時間だけが過ぎていきますよね。
不安で眠れない経験をした事がある人は、その辛さがよくわかると思います。
本記事では、「不安で眠れない人」が夜ぐっすり眠れるようになる3つの対策をご紹介していきます。
今もなかなか寝付けない人は、ぜひ参考にしてみてください。
眠れない原因が知りたい方は、「眠たいのに眠れない 寝れない5つの原因を紹介」にて解説しています。
不安で眠れない時に今すぐ試したい3つの対策
深い深呼吸でゆっくり息をする
ストレスによる不眠症状の原因には、交感神経、副交感神経からなる自律神経のバランスの乱れが大きく関わっている可能性があります。
この自律神経を整えることで不眠症状はある程度改善されるのですが、自律神経は自分の意思に関わらず働く神経であり、原則的に意識ではでコントロールできないものと言われています。
そこで注目したいのが「呼吸」です。
呼吸は、自律神経のバランスを自分の意思で調整できる貴重な方法なのです。
みなさんも経験があると思いますが、怒った時や緊張した時は呼吸が浅く、息継ぎがいつもよりできなくなりますよね。
緊張状態による浅い呼吸が続くと交感神経が優位な状態となってしまい、自律神経は乱れていきます。
このとき意識的に深く息を吐くと副交感神経の働きが高まり、自律神経のバランスを取ることができるのです。
よく、怒った時や緊張した時に「深呼吸して!」というのは自律神経が整うという理由からだったのです。
不安で眠れない時は、「ゆっくりと息を吸い、ゆっくりと息を吐く」を繰り返していけば、気づいた時には眠れているかもしれませんね。
眠れないなら無理して眠ろうとしない
不安で眠れない時間が続くと、焦ってしまいどんどんと目が冴えていきますよね。
「眠らなきゃ」と焦っていると緊張が高まり、交感神経が優位な状態となってしまうのです。
それなら一度ベッドから離れてみましょう。
眠れないなら、無理して眠ろうとしないという、あえて逆の選択をしてみるのです。
気持ちを切り替えてベッドから離れた後は、なるべく穏やかに過ごすことを意識しましょう。
気になっていた事、モヤモヤしていたことを吐き出したり、紙に書いたり、退屈な本を読むのもおすすめです。
気をつけたい点は、カフェインとアルコールの摂取、スマホの使用です。
カフェインには覚醒作用がありますし、アルコールの摂取も、眠りが浅くなってしまう原因になるためそれぞれ控えましょう。
また、スマホから発せられるブルーライトには、昼間と勘違いをさせてしまう影響があるので同じく控えた方が無難です。
心地よい音楽でリラックス
音楽は、眠りにつくためのリラックス状態を作ってくれると、医学的にも証明されています。
寝付きを良くする音楽は、YouTubeで「眠れる音楽」と検索するとたくさんでてきます。
心地よい音楽を聞くことで心と体がリラックスし、気づけば眠れていたという声はとても多いです。
眠れない時には音楽を聞くというのも、試す価値はあるでしょう。
眠れない時の音楽の効果について詳しく知りたい方は、「眠たいのに眠れない。そんな時は音楽を聴くと良いというけど実際どうなの?」をご覧ください。
まとめ
眠れない夜は不安ですよね。
きっと、いろいろなことを考えてしまい眠れなくなっている方が今この記事を見ているのかもしれませんね。
でも、焦りは禁物です。焦れば焦るほど眠れなくなってしまうものです。
まずは、今回ご紹介した3つの対策のどれかを実践してみてください。
1番大事なのは、「リラックスする」ということです。
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