高齢者の疾患は突発性疾患から慢性疾患までと幅広いため、総合的な診断・治療が必要です。当院では、医師と看護師、介護士、検査技師、理学・作業療法士、ケースワーカーなどが協力し、豊富な経験を生かしながら、高齢者に必要な精神的・身体的な苦痛に対応する医療を提供しています。
社会医療法人博友会
平岸病院 内科
小川幹雄 医師
昭和9年 弟子屈町生まれ
昭和35年 札幌医科大学卒業
昭和36年 同上衛生学教室助手
昭和41年 神奈川県衛生研究所ウイルス科長
昭和49年 千葉県鴨川市立国保病院
昭和58年 幌加内町国保病院
平成10年 上士幌町十勝恵受会病院
平成14年 平岸病院
総合診療医が各科を超えてケアします
〇精神科領域:認知症
認知症の症状が進むと、日常生活の中で恐怖心が強くなり、物とられ妄想や徘徊、暴言、暴行といった症状が現れます。
認知症の進行を抑えたり、 症状を緩和する薬や、専門的な知識を持ったスタッフによる心身のケアによって、穏やかな終末期を過ごせるようにサポートします。
家族が認知症になったときに気を付けることはこちらを参考に
【コツは〇〇?】家族が認知症になったらどうする!?家族を介護する時に気を付けることは?
〇内科領域:胃瘻
高齢になり食事でむせることが増えると、間違って気管に入った飲食物が原因で誤嚥性肺炎を起こすことがあります。
胃瘻は、誤嚥性肺炎を予防するために、手術でお腹に小さな穴を開けてチューブを胃に固定し、栄養液を流し入れる方法で、体力を自然に回復させることができます。
〇外科領域:褥瘡
体力が衰え長いベッド生活が続くと、皮膚が壊死する「褥瘡(床ずれ)」ができることがあります。化膿して、深い大きな潰瘍になると、その苦痛は尋常ではありません。
褥瘡は予防が大切で、もしできてしまったら、できるだけ早く直さなければいけません。
〇内科領域:ターミナルケア
治癒の可能性がない末期患者の激しい痛みに対しては、鎮静剤・麻薬を適切に使います。
痛みがコントロールできれば、食事や睡眠が比較的楽になり、心理的な苦痛も和らぎます。
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