社会医療法人 博友会

社会医療法人博友会は医療・看護・介護を通して地域に貢献いたします。

診療科目、部門


精神科▲ 上へ戻る

心の症状や心の病気を扱う科です。

不安、抑うつ、不眠、イライラ、幻覚・幻聴、妄想など、こころの問題からくるこころの病気を扱う科となっています

看護部▲ 上へ戻る

第1病棟
第1病棟は、精神科特殊疾患療養病棟という病棟です。
精神疾患を持ちながら、身体が不自由で、車椅子などを必要とする、あるいは終日ベッドで過ごされる方が療養されています。
長期入院で生活の場になっている患者様に季節感を感じてもらえる工夫や、音楽を流してリラックスして頂くようにしています。
寝たきりの方が多いので、担当のスタッフを中心に皮膚の保清、保湿で褥瘡の予防に努めています。高齢化により、精神科看護としての心のケアだけでなく内科的な合併症を持った方も多い為、様々な視点からの総合的なケアをスタッフ一同目指しています。
第2病棟
第2病棟は精神症状により、自身の安全を確保できない急性期に対応した保護室2床を含む60床の療養型病棟です。
入院されている患者様は急性期から長期入院が必要とされている慢性期の方、近年では認知症の方も多く、高齢化が進んでいるのも現状です。
看護スタッフは20~60代と年齢層も豊かで各個人の経験を生かし、患者様に寄り添う心を大切にし、安心して治療が受けられるように支援しています。
また、他職種との連携を図り日常生活面の充実、向上を目指し、療養生活が安心安全に送れるよう日々努力しています。
第3病棟
院内の病棟増改築により、新しく広々とし全体が明るく、個室も多く設け、主となっている4人部屋においては家具やカーテンなどを使用し患者様1人1人の住空間に配慮した環境となっています。
入院患者様は、以前は慢性期の統合失調症で症状の安定された方がいましたが、最近では介護を必要とされる高齢の方や認知症の患者様も増えてきています。日常は作業療法を中心にビデオ鑑賞、読書、手芸、ぬり絵、体操等、個々の患者様の病状に添ったプログラムに参加していく事で身体機能の維持と回復を目指していく、また社会復帰を目標にした支援にも取り組んでいます。病棟内にはストレス病床が6床あり、全個室でシャワールームを設置したりと、ゆっくりと療養出来る環境ですごして頂きながら早期の社会復帰への支援をしていくことを心がけ、患者様とのコミュニケーションを大切にし、安心して入院生活を送って頂けるよう日々努力しています。

薬剤部▲ 上へ戻る

精神科において、薬物治療は一般的です。

院内では、抗精神病薬を中心に他の疾病にも対応できるよう約700品目の医薬品を採用しています。

私たち薬局スタッフは調剤、監査、医薬品管理などの業務の中で、患者様のQOL向上のため、錠剤の粉砕化や一包化を行い、使用量、副作用の有無を確認しながら、安全安心にお薬が服用出来るように取り組んでいます。

また、一日も早く患者様が回復できるように、他の医療スタッフと連携してサポートをしています。

放射線科▲ 上へ戻る

当院放射線検査では、単純X線検査、CT検査をおこなっています。
造影剤や特殊な撮影装置を用いないX線撮影を総称して単純X線検査と呼び、胸部、腹部、骨などの診断情報のひとつとして、医師に提供されています。

体を輪切りにした画像を撮影するのがCT検査です。
当院では4列のマルチスライスCTが導入されており、頭部CTは2枚同時に撮影、胸部や腹部CTは10秒程度の息止めで20枚以上のCT画像を一度に撮影することが可能です。

臨床検査科▲ 上へ戻る

当院の臨床検査室は、

生理機能検査として
心電図検査・ホルター心電図検査・脳波検査・超音波検査 など
一般検査として
尿検査~尿中の蛋白・糖・潜血などの測定
血液検査~白血球・赤血球・血小板数などの測定
生化学検査として
肝・腎機能・血糖・脂質・電解質などの測定
血中薬物検査~不整脈治療薬・抗てんかん薬・向精神薬等の血液中の薬剤濃度を測定などを行い、治療効果の判定に役立たせています。

精神科作業療法▲ 上へ戻る

統合失調症・認知症・アルコール依存症などの各種精神疾患で入院されている方を対象として作業療法を実施しています。
病棟単位でのレクリエーション(ビデオ鑑賞・カラオケ・調理実習・お菓子作りなど)活動、少人数でのグループワーク、園芸や手工芸・ウォーキング等のプログラム活動、1対1での個別の活動、花見・炊事遠足など季節の行事などを行っています。

富良野保健所管内唯一の精神科病院ということもあり様々な疾患、年齢の方が入院されています。また入院期間も数週間程度の短期の方から数年以上にわたる長期入院の方まで多岐にわたっています。そのため入院されている一人一人の方のニーズも様々です。一人一人にあった作業療法、必要な支援を必要なときに必要な形で提供できるような作業療法を目指し、作業療法スタッフ間はもちろんのこと他部門や院外の施設(授産施設、地域生活支援センター、グループホーム、訪問看護ステーションなど)とも連携をはかっています。

医療相談室▲ 上へ戻る

医療相談室では、精神科医療、また地域社会資源についての相談等をお受けしております。療養又は地域生活の妨げになっている問題の軽減を共に考え安心して療養又はより良い地域生活を送ることが出来る環境作りに努めております。

自分の住んでいる地域にどのようなサービスがあるのかわからないという方、サービスがあることはわかっていても、自分が利用できるのか、それをどう利用していいのかわからない方、多いのではないかと思います。

そんな時は、相談室でご相談下さい。

共に考え、共に喜びを分かち合える、そんな医療相談室でありたいと思っております。

給食課▲ 上へ戻る

2006年4月より、食事を提供する給食業務はすべて委託会社にお願いしています。
季節ごとの食材や行事等に合わせ、委託栄養士と連携しながら給食業務を運営しています。

また、摂食・嚥下障害のある患者様には、プリン食やペースト食の対応もしており、患者様が安心して、喜んで食べていただけるような食事を提供していきたいと思っています。

栄養管理業務としては、入院患者様の栄養状態をスクリーニングし、患者様ごとに必要な栄養摂取量を計算しています。
毎日どのぐらい食べられているのか、食形態や内容等が適切であるのか観察しながら、栄養状態が良くなるように医師、病棟スタッフ等と連携しながら、栄養管理計画を立て実行しています。